エイジアのジャパン・ツアー、名古屋に行って来ました
コンサート・プログラムを見てみたら、メンバーの写真が表紙にあり・・・4人とも、中年を通り過ぎて、ほとんど老人といっても過言ではない(それは言い過ぎ?笑)
スティーブ・ハウにいたっては、もう骸骨かミイラのように枯れている印象!?
しかし・・・しかしながら、外見など関係ない。なんとも、演奏はパワフル!で、ヴォーカルはシャウト!して、まさしくエネルギッシュなライブ、でした。
観客もほとんど全員(1階席しか確認できなかったものの)が、2曲目”Only time will tell”から総立ち。
ジョン・ウェットンの声もしっかり出てたし、スティーブ・ハウは動きに若々しさは無かったけれど(笑)、ギター・ピッキングする両腕の指はしっかり動いていた。そして、カール・パーマーのドラム・ソロは圧巻!の超~ロング・ドラミング(途中のコミカルなステックさばきやポーズも絶妙~)、ジェフ・ダウンズもキーボードの配置から全身が客席から見えるため、終始、観客席に視線&空いている手をかざしてのポーズを送って魅せるバッキング。
エイジアのレパートリーではない、言わば”ボーナス的”な演奏曲、”Roundabout””クリムゾン・キングの宮殿””ラジオスターの悲劇”など。各メンバーの、エイジア以前に在籍したグループの代表曲・・・これは、まさにお得感いっぱいの、”コンサート来て良かった!”というラインナップ、有名曲ズラリ。
個人的には、”クリムゾン・キング~”は、本来ジョン・ウェットンが入る前の、オリジナルではリード・ヴォーカルも取っていない曲だから、それほどの感激は無かった・・・でも、冷静に考えてこの豪華プログレ・メンバーで演奏される”この曲”というのも、それだけで凄いこと、です。
エイジアとはいえ、イエスの曲”Roundabout”での、スティーブ・ハウのあのギターイントロ・ハーモニックスを生で聴けただけで・・・あぁ、生きてて良かった!と思ってしまった。でも、やっぱり・・・オリジナルほど、鮮明にあの12フレット・ハーモニックスは鳴ってなかった・・・これはライブ再現、いつものことですが。
中盤にあった、スティーブ・ハウひとりのアコースティクによるフィンガー・ピッキングのギター・ソロ。これ、最高でしたね。ほとんど・・・なんか、クラッシックのギター・コンサートに来たような錯覚を覚えるほどの・・・ちょっと、エイジアからはかけ離れたコーナー、雰囲気に包まれて・・・クラッシックにも精通しているスティーブ・ハウのギター・テクニック全快の圧巻ソロ、でした(涙)。
”Heat of the moment”では観客にコーラスを求めるシーンがあり・・・当然のごとく、大きな声で唄いまくり!(笑)
ニュー・アルバムからは、2曲を演奏。この夜、演奏されなかった代表曲としては、”Go”が、そして”One step closer”も個人的に好きな曲なので聴きたかったなぁ、という思いが残った、ライブ・コンサートでした。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント