♪ クーラ・シェイカー の 「Tattva」
突然の復活劇と新作を作っているというニュースを聞いて・・・新生クーラ・シェイカーに多大の期待を持ってたのですが・・・
新作の聴き込みがまだ浅いのかもしれないけれど、しかし・・・期待外れでしたね・・・これが正直な感想。
新作を出すごとに(通算でたった3枚、正確には4枚?しかもブランク有りではありますが)、輝きが失われていくような・・・というのは錯覚?いや、現実・・・です。
クーラ・シェイカーの中心、ヴォーカル、リード・ギター、ソングライティングとこなす天才、クリスピアン・ミルズの才能も・・・ここまでなのかな・・・
新作出したばかりでなんですが、次回作(これ、もちろんあるか分からない)ではあの・・・デビュー作にしてマスターピース並み、という傑作アルバム「K」の再現となるような作品を待ち望みたい。
「K」の最初の曲「Hey dude」の、ドラムとベースのいきなりの攻めまくる圧倒的なグループ感、シングル「Greatful when you are dead」でも最初のギター・リフから他の楽器とともに怒涛の躍動感、ぶっ飛んでる(体が・・・心が、勝手に踊ってしまう~!)。
そして・・・あのシタール奏でるジョージ・ハリスン及びビートルズ程度では”ままごと”に思えてしまうような超ディープすぎるインド音楽神秘主義の趣向。キーボードとサイケデリック感をかもし出すアレンジもカッコよく色を添えて・・・すべてが、圧倒的なデビュー作。
そして、タイトルに取り上げたセカンドシングル曲「Tattva」は前曲からの流れのシタールの奏でるイントロから、重厚なギターリフが入り、キーボートがサイケな雰囲気を盛り上げる。その歌詞は、マントラ?と・・・もう、摩訶不思議な世界。この曲の一押しの醍醐味は、間奏のクリスピアンのハイトーンなギターソロの導入部分・・・ここはいつも毎回”鳥肌が立つほどの”聴き応えがある。
バンド名のクーラ・シェイカーとは、インドの皇帝の名前、だそうです。
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