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2013年1月27日 (日)

本紹介 「永遠の0(ゼロ)」

最近、通勤で読んでいた小説「永遠の0(ゼロ)」。

完読しました。

どんどん読み進みたいと、家でも読んで いたので。

ページ数の多い厚い文庫本にとしては割と早くに。

 

文庫本を選ぶ時に、その”厚み”は重要ではないようで実は気になります。

当然ながら、物語は長いし、値段も少し高い(笑)。

もしも読み始めて、「つまらない」と頓挫したら・・・後悔します。

 

戦争もの、しかも特攻隊、という色合いも自分の読書経験では無かったので。

ちょっと構えて、読み始めました。

神風(カミカゼ)ですからね・・・

  

いや、良かったです。本当に素晴らしかった。

零戦(ゼロセン)の詳しい性能や戦術、太平洋戦争の隠蔽されてた実情。

主人公と祖父の物語と並行する形の。

登場人物たちが語る、複線であるそういった描写や背景説明も。

克明だから文字数が多いのに苦にならずに読めました。

別に自分、ミリタリーオタクでないけれど、面白かったです。

 

歴史の授業でしか知らないあの戦争の事。

主人公と祖父の物語。

泣けるシーンが数ヶ所、用意されています。

最後の方は、あぁ、そうなんだと、ストーリーの糸がつながる構成。

上手い傑作です。

もうひとりの主人公。

祖父の清清しい人格、生き方。

この人を好きにならずにはいられないです・・・

 

物語中で、登場する新聞記者に。

神風特攻隊員について、アメリカの9.11の自爆テロを引き合いに出して。

同じテロリスト扱いする見方を語らせていました。

え・・・と、考えても見なかった驚きの見解の存在。

そんな見解が、日本のメディアにも存在するんだと思いました。

人はそれぞれだから、色々あります。

自分は、それはちょっと・・・やはり。

違う、と思いました。

 

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2012年11月 5日 (月)

最近、「1Q84」読んでます

 

最近ですが、遅まきながら村上春樹さんの「1Q84」を読んでいます。

同じ村上でも、村上龍さんの作品は若い頃に読んだりしましたが。

村上春樹さんは、読まず嫌いといいますか・・・

「ノルウェーの森」の時に、ビートルズとのからみから何故か絶対に読むまいと思ったりしたものだから(笑)

 

最近の転職によって、久しぶりの電車通いとなりました。

20ウン年前の通学以来です。

当時も片道で1時間半を、電車で本、文庫本をよく読みました。

期せずして、読書の趣味が復活です。

 

あ・・・「1Q84」ですが、面白いですね~

 

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2012年7月 1日 (日)

追悼 レイ・ブラッドベリ

 

レイ・ブラッドベリが亡くなられましたね。

確か朝刊で知ったと思います。

そうですね・・・

自分にとっては、一番好きな作家だったかどうか?の判断はできませんが。

作家個人で読んだ本の冊数で行くと、間違いなく上位に入ります。

代表作の「火星年代記」などのSFものも読みましたが。

「何かが道をやって来る」や「10月はたそがれの国」といった幻想文学的な作品に、若い頃は心惹かれ愛読しました。

自分がネットなどでコテハンやユーザー名などとしてよく使う、

ナイトシェイド(nightshade)

というのも、作品「何かが道をやって来る」の主人公の少年の名前が由来になります。

ブラッドベリ、というとやはり思い浮かぶのは・・・

カーニバル。黄昏時。刺青。

といった、言葉。

 

若かりし頃の自分を熱狂させてくれた作品群に、感謝。

そして、作品を世に送り出したブラッドベリのご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

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2012年4月10日 (火)

SF小説 火星のプリンセス

 

懐かしいですね、エドカー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」。

何といっても強く印象に残っているのは、この表紙絵です。

 

 

見方によっては、ちょっと色っぽい・・・絵かもしれない(汗)

肝心の物語のストーリーに至っては、正直おぼろげです(笑)

自分の記憶が確かなら、高校生くらいの時に最初かかなり初期の頃に購入したSF小説。

SF小説は学生時代にかなり読破しました。

アーサー・C・クラーク、ブラッドベリ、ハインライン、アシモフ、フレドリック・ブラウン、etc。

そうそう、近々公開の大作映画「ジョン・カーター」。

タイトルを聞いた時には、ピンとこなかったです。

ストーリーを聞いても、今ひとつ。

さらに後から、このSF小説「火星のプリンセス」が原作と知りました。

どうやら舞台が原作の火星から、別の異世界の惑星、というように変更されているようです。

まぁ、ジョン・カーターという主人公の名前では全然思い出せなかったのだから、恥ずかしいところなのですが(苦笑)

映画、どうなんでしょうね、面白いのかな・・・

映画はCG全盛期、映像化に不可能は無い時代。

逆に、実写化や映像化にガッカリさせられることも実際はたくさんありますからね。

 

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2009年5月16日 (土)

小説 東野圭吾著作 「パラドックス13」

「パラドックス13」

 

 


パラドックス13

 

東野圭吾の新作。

雑誌「サンデー毎日」に連載していた作品です。

 

”パラドックス”。

いわゆる、SF小説にはよく出てくる言葉と題材です・・・過去を変えると未来が変わってしまう・・・タイム・パラドックス。

これは、SF古典的な、使い古された題材ともいえます。

今回のパラドックスは・・・”数学的矛盾”という説明が本文にも出てきます。

自分が最初に本作を書店で手に取った時には、てっきりタイム・パラドックスものと思い込んでいました。実は・・・数学的矛盾でした。

 

平行宇宙もので、漂流生活といえばどうしても・・・

漫画「漂流教室」など、これまた類似した設定において、あまり珍しくない感じです。

ただ本作は、偶然に一緒に漂流生活をするようになる様々な登場人物達の背景設定、そしてその各人の係わりあう場面、などなど・・・

緊迫感のある醍醐味をもってストーリーが進行していくのは、この辺りはさすが東野ワールドです。

物語のメインで登場する、異母である相容れない警察官の兄弟2人の雪解けていく関係。 途中から登場、仲間になるヤクザの男は、キャラクター設定やストーリーの役割としては、半端なイメージが残りましたネ。 警察官とヤクザという、一般的な敵対イメージの観念が働くから・・・どうしても。

常識の働かない異世界に飛ばされたならば、ヤクザな人間よりも一般人の方が、極限では欲望の赴くままになりやすい、という事なのでしょうか?

そこに、作者の意図が存在するのかは、分かりません。

 

13秒間のパラドックス、の結末。

絶対的な結末ではなく、”う~ん、そうなる?”という感じで。

読み終えてみて・・・凄い作品だ!とか、心に響く感動や高揚感は、あまり起こらなかったです。

これは、いわゆる漂流サバイバルゲームのストーリー展開を楽しむ、という娯楽小説ですね。

そういう意味では、間違いなく自分は楽しめました。

感動より・・・娯楽性から、読む価値はあります。

 

またまた、映像化されそうな作品です。

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2009年4月30日 (木)

愛蔵書  フレドリック・ブラウン著作 「発狂した宇宙」

フレドリック・ブラウンの処女長編「発狂した宇宙」。 

 

Img_new_3

 

原題は、「What mad universe」。

ブラウンの長編というと、「火星人ゴーホーム」も有名どころ。

自分の好みでは、こちらの「発狂した宇宙」になるでしょうか・・・パラレル・ワールド(多元宇宙)物の先駆け的な作品です。

 

ハヤカワ文庫の本作品を初めて読んだのは、自分が当時は大学生だったから・・・1987年頃になります。初版が1949年というから、今となっては半世紀以上前の骨董品的SF作品です、ネ。

当時も、SF(サイエンス・フィクション)というジャンルは当然確立されていたから、それに書物は古びれても作品には時代を超えて骨董品も何もないので・・・傑作はいつになっても輝きを残して、語り継がれます。

 

フレドリック・ブラウンを知らない人の為に紹介すると・・・

1972年に死去するまで、アメリカで推理小説とSF小説の分野で人気を博した作家です。作品数では、推理小説分野の方が多いものの、SF小説にも長編から特に得意としていたといえるショート・ショート的な短編集が多くあります。

自分は・・・推理小説も、SFと両てんびん的に好きな分類なんですが・・・「ブラウンの推理物」は読んでないです。(単に機会がなかった、訳なのですが)

 

自分の読んだフレデリック・ブラウン作品、愛蔵書は以下になります。

 「発狂した宇宙」(ハヤカワ文庫)

 「火星人ゴーホーム」(ハヤカワ文庫)

 「SFカーニバル」(創元推理文庫)

 「天使と宇宙船」(創元推理文庫)

 「スポンサーから一言」(創元推理文庫)

 「73光年の妖怪」(創元推理文庫)

 「未来世界から来た男」(創元推理文庫)

 

「発狂した宇宙」もそうですが、作品の書かれた年代から設定が、古き良きアメリカの懐古趣味な感じでどうしても読んでしまいます・・・当時の科学技術や暮らし、宇宙開発などに、微笑ましさを思いつつ。

アメリカのアポロ計画では有人飛行を行ったのが8号の1968年、月面着陸を行って人類史上の歴史的一歩を記したのが11号の1969年。

そう、まだまだ人間が宇宙に飛び出すなどというのが絵空事だった時代に書かれた、古典SFです。

本作品のストーリーも1954年の物語で、かたや主人公が飛ばされる多元宇宙の別の地球ではすでに星間戦争が勃発し、月人や火星人や金星人が存在する。

 

可笑しいのは!(笑)・・・”空飛ぶミシン”がヒントになって、空間移動という飛行法が発見され、宇宙旅行が可能になる下り・・・まるでコメディのようなユーモラスすぎる設定。1950年代ならば十~分に説得力のある「空想科学」だったんでしょうか(苦笑)

結末で、主人公が”自分がこうあって欲しい”願望が上手くスパイスされた元世界(変化が発生しているから、厳密には違うけれど・・・)に戻れるハッピーエンド・・・は、お約束ごとですネ。

 

愛すべきレイ・ブラッドベリにも言えますが、古典SF作品ゆえの”古(いにしえ)感”。

それゆえ、味があって素晴らしいんですよねぇ。

  

 


発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))

  

 

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2008年10月 5日 (日)

小説 東野圭吾「容疑者X(エックス)の献身」

映画が公開されました。

観るか、どうか?分かりません(笑)何ともいえない。

イヤ・・・やはり、見ないかな。

原作との違いが、はた目にもあるようだから・・・原作世界に浸っていたいから、もしもイメージを壊されると・・・嫌かも。

ドラマの「探偵ガリレオ」は、偶然仕事から早く帰れる日と重なり家族が見ていたのを一緒に、1,2話見たような記憶です。

 

東野圭吾原作の小説は、本作「容疑者X(エックス)の献身」と「パラレルワールド・ラブストーリー」の2作だけを読んで・・・その世界に、どっぷりと浸かっている訳ではないです。

むしろ、映画やドラマ「手紙」,「秘密」,「変身」,「白夜行」などで映像の方で原作として見ていることの方が多い。

 

ドラマ版では、原作にない(と思われる)柴咲コウ役の女刑事に、福山雅治と絡ませるには原作どおりの同級生の草薙刑事ではなくて、こちらに役回りをやらせていました。明らかに視聴者受けを狙った登場人物設定、って感じです。

まぁ、それはいいとして(微笑)

物語の一番重要となる天才数学者、石神のキャスティング。その役には、俳優の堤真一。

原作とは体型、外見ともあまりに違いすぎている。(一言で言えば・・・イイ男過ぎる)

映画を見てないから、もちろん判断できません。劇中、渾身の名演技をしているのかもしれません。(情報では、冴えない男の役作りをかなりしているようですが・・・)

しかし・・・やはり、まず・・・違う・・・と思ってしまう。

原作で、人物描写が細かく行われているせいなのか・・・違いに目が。さらに、もっと言いだせば・・・

東野圭吾、本人が、湯川学は佐野史郎のイメージでと情報で知っているので、2枚目過ぎる福山雅治が役というのもいかが?(ほとんど、男のやっかみ、になってしまっていますが(冷笑)

どうやら、まぁ映画なので娯楽エンターティメント性が必要と派手な爆発物理実験シーンがあったりするみたい。このあたりも、割と淡々と進む原作イメージには似合わない。

最後に、えぇっ?と全ての謎(トリック)が解ける”無償の愛”。

ラストシーンで、崩れ落ちて響き渡る石神の嗚咽、の悲しさ。

これだけの感動作・・・

小説は、読み終えて感動するほどに自分の中に”その世界”を築いてしまうから・・・映画を見て、”違い”に壊されたくないという、思い。

やはり・・・持ってしまいます。

原作モノに付きまとう、さだめ、ですけど・・・ネ。

 


容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)

 

 原作にも登場する4色問題。数学の世界では、有名??

 面白い問題がありました。挑戦してみては↓

http://www.bunshun.co.jp/galileo/yougisha-x/4colors-q/index_q1.html

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2008年7月27日 (日)

東野圭吾 の 「パラレルワールド・ラブ・ストーリー」

 


パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

最近、あまり本(小説))を読まないです。特に30歳を過ぎてからは。

昔、大学生の頃は”本の虫”状態だったのが嘘のようなのですが(笑)当時は、1週間に文庫本2冊は読んでいた、かな・・・

 

それでも、たまに本屋に入った時、文庫本のコーナーで平積みの作品群を目にすると、昔の本好きの心が疼き出したりして、手に取ったりする。 映画やドラマとは違った、読書によってもたらされる醍醐味の世界を知っているから、再びそこに行きたいなぁ、という欲求が目を覚まします。

でも・・・でもねェ・・・

現実的な話で、買っても読んでいる暇が無いからなぁ、と・・・いつも諦めることが多い(涙)

 

作家、東野圭吾はもちろん知っていました。自分が観たドラマや映画の原作の小説家、というスタンスで今までは見ていた。だから、売れっ子作家の小説の方はまったく読む機会がもてなかった訳です。だけれども、先に書いたように本屋で手に取ったりしているから、最近の作品「流星の絆」や他にも多数存在する代表作の名前だけを知っていたりするのです。

そんな、今や日本を代表するほどになったベストセラー作家、東野圭吾の・・・自分が初めて読んだ作品です。代表作とか、最近の話題作では全くないです。その作家の代名詞的な売れ筋作品から読む、という手もあるのでしょうが・・・(笑)

「パラレルワールド・ラブ・ストーリー」

パラレルワールドとは、古今問わずにSF(サイエンス・フィクション)ではよく使われる題材と設定。元々ジャンルとしてSF好きなのと、そこにラブストーリーが絡むのがツボを得ているというか・・・衝動買いのきっかけになりました。

さらに詳しく言えば、文庫本の裏面によく記載されるストーリー要約や帯カバーの気を引く文句にではなく・・・物語の導入部となるラブ・ストーリーの発端、その最初の数ページを”立ち読みして気に入った”というのが、理由として大きかった。

東野圭吾の作品は探偵推理モノから恋愛、人間模様、そしてSFと多岐に渡るようで・・・この作品の評価や位置づけが、どんなモノ?なのか全く分かりません。なにせ、この作者の初めて読んだ作品。

小説を読む行為を自分で諦めさせてた昨今に、何故に衝動買いしたかというと・・・電車内で偶然に視線が合った、という男女の出会いという今作のシチュエーションに惹かれてしまって(詳しくは、併走する別々の電車の車窓越しに、です)。このあたりの電車の細かい描写が、自分は東京在住ではないものの・・・実は偶然にも最近、東京に行った時にこの路線の電車に乗るという機会があって、この同じ状況(2台の電車の併走からもたらされる、電車が止まっているような擬似体験)を経験していました。

そのすぐ後にこの本を手に取ったというのも、偶然にしては何か因果を感じてしまいます(微笑)だから・・・すんなりと小説の舞台設定を飲み込めた、という具合です。

主要登場人物の男女2人が初めて出会う、場面。

自分の学生時代に、通学の電車内で好みのタイプの女性に意味ありげな視線を投げかけられ意識したという出会いの経験が、重なって甘酸っぱい記憶として呼び戻され、共鳴させられた感じでした。(この時は、勘違いという場合もありえるしで声を掛ける勇気もなく・・・何もなく終わりました・・・涙)

最後に、この作品を読み終えての感想。どうしても幸せには終わらない男女3人の関係、友情と恋愛が右往左往と揺れる悲しい結末でした。

  

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2008年3月20日 (木)

巨匠 アーサー・C・クラーク が死去

 SF小説界の巨匠、アーサー・チャールズ・クラークが死去。

 今朝の新聞の訃報欄を見たら、偶然目にしました。享年90歳、スキューバダイビングで訪れて以来その後はスリランカに移住しているという事は知っていましたが・・・そのスリランカで永眠となったようです。イギリス出身、確か英国王室から功績を称えられて爵位(ナイト)の称号を得ていた、と思いましたが。

 クラークの作品は、専門的科学知識を根拠にしたリアリティのある近未来SFと、遠い未来を舞台とした作品と二系統に分類されます。

 クラークの初めて読んだ作品は、読んだというより・・・25年位前に、話題の映画「2001年宇宙の旅」をまずビデオで見て、そして原作となる小説も読んだ、という順番だったと思います。スタンリー・キューブリック監督のこの映画は有名な一般評論ですが、この作品は映画も小説も共にで・・・映像、ストーリーが難解そのもので、1回見ても・・・そして、同じく原作の小説も1回読んだだけでは理解不能でしたね・・・懐かしいです。

 自分が特に印象に残っている心奪われた作品は、「幼年期の終わり」「宇宙のランデブー」といった、いわゆる異星人、異文明とのファースト・コンタクトを扱った作品でしょうか・・・このあたりの作品は、本当に心躍らされて読んだ記憶が蘇る。「2001年~」の続編シリーズは、映画化された「2010年」は読みましたが・・・その後の続編は時間的余裕の無いのと・・・正直、くどい、引っ張りすぎ、で・・・このシリーズには、もう食いつかずで未読となりました。(宇宙のランデブー・シリーズも、実は3以降は未読・・・でも、こちらはまだ興味有りで、時間的余裕ができたら読みたいと思っていますが)

 近未来を描いた短編集「地球光」「太陽からの風」なども、もちろん好きでした。

 サー・クラークに、ご冥福を。

 


幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))


決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)


太陽からの風 (ハヤカワ文庫SF)


宇宙のランデヴー (ハヤカワ文庫 SF (629))


渇きの海 (ハヤカワ文庫 SF ハヤカワ名作セレクション)

 

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2008年1月24日 (木)

「何かが道をやってくる」 レイ・ブラッドベリ著


何かが道をやってくる

「何かが道をやってくる」

 この邦題は、翻訳者が付けたものなのでしょうが・・・物語の想像力を大きくかき立てる素晴らしい題名、ですね。この原題は、「Something wicked this way comes」。そのまま直訳ではなく、ちょっとひねって・・・それが、何々??と、読書欲をそそられるという、妙。

 アメリカを代表するSF&ファンタジー作家、レイ・ブラッドベリの1962年の作品です。ブラッドベリは代表作も数多く限りなく、第一人者として有名すぎる作家。ジャンル分けすると、本格的SFとファンタジー色の強い幻想文学、どちらも共に得意としていた感じです。

 前者の代表作は「火星年代記」「華氏451」など、そして後者の代表作として「何かが道を~」が上げられる・・・このあたりは、世間一般と意見を同じとする・・・愛読者、ファンとして同じ印象を持っています。最近も、ブラッドベリの原作映画化で、タイム・トラベルで恐竜時代に行った旅行者が蝶を殺すという行為から、タイム・パラドックス、生物の進化形態が変わってしまい、未来が見る影も無く激変する、という映画がありました(原作は、蝶ではなく蚊)。

「10月はたそがれの国」、「10月の旅人」、「黒いカーニバル」・・・読み始めると、ファンタジーとノスタルジックな夢の世界へと導いてくれる短編集は、同系列のこちらも巨匠と謳われる作家、フレドリック・ブラウンの幾分スラップスティックな世界とは違って、黄昏時の恐怖、悪夢的な幻想を感じさせてくれる。

 このブログの名前の由来は、「何かが道をやってくる」の主人公となる2人の少年のひとり、ジム・ナイトシェイドからもらいました。初めて読んだときから”ナイトシェイド”という言葉の魔術的な響きに魅せられて・・・ 

 10月の季節外れの”カーニバル”に魔術団を率いてやっくる、”刺青男”ダーク。乗った大人が子供にどんどん若返る逆回転の回転木馬。ハロウィーン前夜に、2人の子供が怪奇な体験をする夢の世界。

 ところで・・・この作品の映画化は確かされているはずなのですが、アマゾンの検索にかからないところをみると、廃盤??(以前、ビデオレンタルでダビングしてコレクションにしているのが証拠、ビデオ化はされているハズ)。

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