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2009年4月の記事

2009年4月30日 (木)

愛蔵書  フレドリック・ブラウン著作 「発狂した宇宙」

フレドリック・ブラウンの処女長編「発狂した宇宙」。 

 

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原題は、「What mad universe」。

ブラウンの長編というと、「火星人ゴーホーム」も有名どころ。

自分の好みでは、こちらの「発狂した宇宙」になるでしょうか・・・パラレル・ワールド(多元宇宙)物の先駆け的な作品です。

 

ハヤカワ文庫の本作品を初めて読んだのは、自分が当時は大学生だったから・・・1987年頃になります。初版が1949年というから、今となっては半世紀以上前の骨董品的SF作品です、ネ。

当時も、SF(サイエンス・フィクション)というジャンルは当然確立されていたから、それに書物は古びれても作品には時代を超えて骨董品も何もないので・・・傑作はいつになっても輝きを残して、語り継がれます。

 

フレドリック・ブラウンを知らない人の為に紹介すると・・・

1972年に死去するまで、アメリカで推理小説とSF小説の分野で人気を博した作家です。作品数では、推理小説分野の方が多いものの、SF小説にも長編から特に得意としていたといえるショート・ショート的な短編集が多くあります。

自分は・・・推理小説も、SFと両てんびん的に好きな分類なんですが・・・「ブラウンの推理物」は読んでないです。(単に機会がなかった、訳なのですが)

 

自分の読んだフレデリック・ブラウン作品、愛蔵書は以下になります。

 「発狂した宇宙」(ハヤカワ文庫)

 「火星人ゴーホーム」(ハヤカワ文庫)

 「SFカーニバル」(創元推理文庫)

 「天使と宇宙船」(創元推理文庫)

 「スポンサーから一言」(創元推理文庫)

 「73光年の妖怪」(創元推理文庫)

 「未来世界から来た男」(創元推理文庫)

 

「発狂した宇宙」もそうですが、作品の書かれた年代から設定が、古き良きアメリカの懐古趣味な感じでどうしても読んでしまいます・・・当時の科学技術や暮らし、宇宙開発などに、微笑ましさを思いつつ。

アメリカのアポロ計画では有人飛行を行ったのが8号の1968年、月面着陸を行って人類史上の歴史的一歩を記したのが11号の1969年。

そう、まだまだ人間が宇宙に飛び出すなどというのが絵空事だった時代に書かれた、古典SFです。

本作品のストーリーも1954年の物語で、かたや主人公が飛ばされる多元宇宙の別の地球ではすでに星間戦争が勃発し、月人や火星人や金星人が存在する。

 

可笑しいのは!(笑)・・・”空飛ぶミシン”がヒントになって、空間移動という飛行法が発見され、宇宙旅行が可能になる下り・・・まるでコメディのようなユーモラスすぎる設定。1950年代ならば十~分に説得力のある「空想科学」だったんでしょうか(苦笑)

結末で、主人公が”自分がこうあって欲しい”願望が上手くスパイスされた元世界(変化が発生しているから、厳密には違うけれど・・・)に戻れるハッピーエンド・・・は、お約束ごとですネ。

 

愛すべきレイ・ブラッドベリにも言えますが、古典SF作品ゆえの”古(いにしえ)感”。

それゆえ、味があって素晴らしいんですよねぇ。

  

 


発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))

  

 

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♪ ルパート・ホームズ の 「Him」

ルパート・ホームズ。

 

1974年にデビュー。AOR系に含まれるソングライティングに優れたアーティストですよね。1979年に発表した、「Escape」、「Him」のシングル・ヒットを生んだアルバム”パートナーズ・イン・クライム”は彼の最高傑作です。

 

自分の体験談なのですが、中学生の時に洋楽好き仲間の同級生が「この曲、イイよ~」とシングル盤を貸してくれました。それで、ルパート・ホームズを知ったのですが、そのシングル曲というのが”Him”でした。そんなで、”Escape”より印象が強くて、自分の記憶に残っている忘れられない名曲です。アダルトな雰囲気で、いかにもAOR♪

 

 

☆アルバム「浪漫」(1978年)↓


浪漫

 
☆アルバム「Partners in crime」(1979年)↓


パートナーズ・イン・クライム

 

☆ベスト盤「Greatest Hits」↓


グレイテスト・ヒッツ

 

Rupert Holmes「Him」PV動画↓今回、検索して初めてPVの存在を知りました(涙)

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2009年4月28日 (火)

♪ ブロンディ の 「Call me」

ブロンディ、といえば・・・デボラ・ハリー”姐さん”、ですネ。

デボラ・ハリーは、マドンナが出で来る以前のアメリカにおける音楽業界のセックス・シンボル的存在でした。

個人的には・・・金髪のマリリン・モンロー系の色気ムンムンは好みの対象外です。

それに、見たからに気が強そうだし・・・(苦笑)

しかし、それも昔の話で・・・もう、今は63歳のお婆ちゃん。

この曲に関しては、とてもキャッチーでヒットするだけの要素の詰まった名曲です。 

サビも良いですが、中間で曲調が変わるアレンジ・・・イイ味です。

 

 

ブロンディは1974年にデビュー、デボラ・ハリーが紅一点のバンド。

1980年のヒット曲「Call me」は、オリジナル・アルバムには収められていず、リチャード・ギア主演の映画「アメリカン・ジゴロ」のサウンド・トラック収録です。

バンドは一度解散していますが、1998年に再結成して現在も活動中です。

  

☆映画「アメリカン・ジゴロ」サウンドトラック↓


American Gigolo

 

ブロンディでは、このジャケットデザインが好きです↓(持っていませんが・・・汗)


Parallel Lines

 

「Call me」PV動画↓ブルーの衣装にブロンド髪で・・・悩殺ポーズ!?

 

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2009年4月26日 (日)

♪ クール&ザ・ギャング の 「Joanna」

クール&ザ・ギャング

  

1969年にデビューなので・・・古いですね。

1979年に、リード・ヴォーカルのJT・テイラーが加入してからヒット曲を出すようになり、グループの黄金時代を迎えます。

1980年には最高傑作と言われる「Celebration」を発表。

今回、紹介する曲は1983年の「Joanna」。正直、この曲しか知らないかも・・・自分の中では、このグループはそれぐらいの認知度なのですが・・・しかしながら、良い曲なので大好きです。

調べた情報では、1988年にJT・テイラーが脱退してからの活躍に関しては衰退の一途をたどる形になったようです。グループは存続して、2000年代に入っても続けているようではあります。

 

この曲のPVでは自分は、曲とともにヴォーカルのJT・テイラーのタレ目で人懐っこい顔で歌う”良い兄ちゃん”風のイメージと声が・・・印象に焼きついています。

 

 


ベスト

 

 

「Joanna」PV動画↓ 懐かしいですネ・・・この曲も言わば”良き80年代”です。

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2009年4月21日 (火)

♪ ロビー・デュプリー の 「ふたりだけの夜」

ロビー・デュプリー。

 

 

今回は引き続いて、80年代のAOR路線でいきます。

AORは、アダルト・オリエンテッド・ロック(Adult Oriented Rock)の略です。

70年代後半から、80年代に掛けて日本でももてはやされました。

 

 

代表格は、ボズ・スギヤッグス、ダン・フォーゲルバーグ、クリストファークロス、エアプレイといったアーティスト達で、日本でも流行りました。

今で言うと、アダルト・コンテンポラリーに分類されるのでしょうか?

自分は当時どうだったか?というと、あまりそちらには流されなかったと自負しています(苦笑)

耳に心地よく聴きやすい、ヴォーカル&ミュージックですよね・・・

良い曲は、やっぱりイイ曲で・・・今でも、古さを感じられずに心地よく響いて、聴きたくなります。

 

 

★マイ・コレクション・アルバム↓ 


Robbie Dupree

 

ロビー・デュプリーの1980年のファースト・アルバム(邦題:ふたりだけの夜)。

そして、ヒットしたアルバム一曲目の「Steal away」(こちらも邦題:ふたりだけの夜)。

フェード・インしてくるイントロ・・・カッコいいです!(涙)

 

 

このアルバムの出来は、全曲ハズレ無しと言ってよいのではないでしょうか。

ただ、この人のイメージはやっぱりどうしても・・・”一発屋”、ですよね~!

実際は、今でも活動しているようで、アルバムも通算で4枚ほどリリースしているようですし、2000年以降も新作を出しています。

 

 

またまた、余談です♪

デュプリーって名前、カッコイイですよね・・・響きが。広島カープに、昔ですが助っ人でデュプリーっていましたネ、懐かしい・・・へぇ~、同じ名前だ、と思った記憶があります。広島のデュプリーは、成績は全然ダメでもという訳でもないものの中途半端な活躍だった覚え。

あ・・・映画「デュプリー」もありました。ジュード・ロウとマット・デイモン共演のアラン・ドロンの名作「太陽がいっぱい」のリメイク版。

 

 

曲「Steal away」動画↓この曲を検索したらこの動画しかありませんでした(汗)懐かしさが込み上げてきます・・・

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2009年4月20日 (月)

♪ ポール・デイビス の 「Cool night」

AORを代表する、ポール・デイビス。

 

 

代表曲は「アイ・ゴー・クレイジー」などがあります。

全米ヒット3曲を含んだ代表的傑作アルバム「クール・ナイト」。

1981年の作品です。

 


Cool Night

 

「Cool night」。 

自分は、この曲が好きで、この曲の印象が強いのですが・・・ネ。

メローで切なく、ロマンチックな曲です。

 

 

実はこの人、最初は黒人だと思っていました(汗)

曲調と、何と言っても名前などからの全くの勝手な思い込みなのですが・・・

デービスと聞くと・・・プロ野球のある助っ人外国人を思い出すから。

 

 

「Cool night」ライブ動画↓ やっぱりイイ曲!ですネ♪昨今の売れる路線の楽曲傾向では・・・こんなメローで甘く切ない系はお目にかかれないような・・・気がします(汗) 

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2009年4月 6日 (月)

♪ ドリーム・アカデミー の 「Love parade」

ドリーム・アカデミー

 

 

と、言うと・・・ほとんどの人が80年代の一発屋という印象を持っているのでは??

”Life in a northern town”のヒットで、一躍チャートシーンに名前が出てきて・・・ビデオ・クリップが哀愁漂う、何とも赴き深い曲の内容を表していました。

自分はその後、お気に入りのアーティストとして仲間入りさせて・・・しっかり追いかけて、アルバム3枚を買い続けました。

なんと言っても、あのピンク・フロイドのデビッド・ギルモアが発掘したバンドで、アルバムプロデュースも含めた全面バックアップでデビュー。

紅一点のメンバー、ケイト・セント・ジョンはバンドに場違いなほど麗しくも可憐な容姿で(他の男二人とのアンバランス)、担当楽器はオーボエとコーラス・・・

楽曲が良くって・・・まだまだ、追っかけするつもりだったのに・・・解散してしまった・・・売れなかったから!?

 

 

”ラブ・パレード”は、ヒット曲”ライフ・イン・ア・ノーザン・タウン”の後に出した確かセカンド・シングルです。

はっきり言って、”ライフ イン~”より好きです。この曲があったから、次のアルバムはどんなかな?と続けて聴く感じになったと言えるかも。

(女性の声のようだからたぶん、ケイトの?)吐息のような印象的なイントロから始まって・・・始まる歌部分も・・・メロディラインも素敵で、アコーディオンの伴奏も粋な彩りを添えてます。

ビデオ・クリップも、”ライフ イン ~”の寒い冬をイメージした暗~い!?映像に対しての・・・明るいイメージ(やはり、ラブ・パレードだから・・・踊ったりしてます)。

素敵な曲です。

 

 

3枚目のアルバム、”different kind of weather”ではジョン・レノンの”Love”のカバーをやってます。

鯨の鳴き声とのコラボレーション・・・幻想的で、なんとも言えない不思議な世界。違和感は無いし、絶妙かも(鯨の鳴き声は・・・ヒーリング効果有りです)。

そして・・この曲、途中で、ジョンの別のもう一曲を一部分組み込ませて融合させて一曲にアレンジしています。

 

 

「Love parade」PV動画↓このPVは当時好きでしたね、サイケデリック色な映像と麗しのケイトのシーン。

 

 

「Love parade」ライブ動画↓貴重なライブ映像です(例え口パクな演奏でも、アコーディオンを抱えた生ケイトの動く姿が拝めます)

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2009年4月 4日 (土)

♪ ポール・マッカートニー&ウイングス の 「Venus and Mars」

ポール・マッカートニー&ウイングスの1975年の作品。

前作からのメンバーポール、リンダ、デニーの3人に、ステージでのライブを想定してギタリストにジミー・マッカロウ、ドラムにジョー・イングリッシュを新しく加えた、新生ウイングスにて完成させたアルバム「ビーナス アンド マース」。

ウイングスが軌道に乗って、曲作りにおいてもアルバム・プロデュースにおいても卓越した才能に完全に勢いを取り戻した感じの傑作です。

ポールの好きな、曲が途切れないメドレー形式やリプライズされるトータルアルバム構成の”ロック・ショウ”が、ロマンチックなムードを持った雰囲気の元に展開されます。

このアルバム。最初に手に入れたのは・・・確か高校時代にLPレコードでしたが、自分にとっては心に残っている間違いない傑作です。金星と火星を模したアルバム・ジャケットのデザインも、文句無く素敵ですね。

このメンバーによるUSAツアーのライブ・アルバムとライブ・ビデオ「Rock show」は、ファンの必需品としてよく観ました。

 

アルバム収録曲で好きな曲は、「Venus and Mars」、「Rock show」、「Love in song」、「You gave me the answer」、 「Listen to what the man said」、「Treat her gently~Lonely old people

 


Venus & Mars

★マイ・コレクション・アルバム(LP盤)↑

「Venus and Mars」~「Rock show」ライブ動画↓ライブ・アルバムとしても発表されたウイングスUSAツアー・ライブのオープニングの模様です。

 

「Listen to what the man said」ライブ動画↓同じくウイングスUSAツアーより

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