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2008年7月の記事

2008年7月27日 (日)

東野圭吾 の 「パラレルワールド・ラブ・ストーリー」

 


パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

最近、あまり本(小説))を読まないです。特に30歳を過ぎてからは。

昔、大学生の頃は”本の虫”状態だったのが嘘のようなのですが(笑)当時は、1週間に文庫本2冊は読んでいた、かな・・・

 

それでも、たまに本屋に入った時、文庫本のコーナーで平積みの作品群を目にすると、昔の本好きの心が疼き出したりして、手に取ったりする。 映画やドラマとは違った、読書によってもたらされる醍醐味の世界を知っているから、再びそこに行きたいなぁ、という欲求が目を覚まします。

でも・・・でもねェ・・・

現実的な話で、買っても読んでいる暇が無いからなぁ、と・・・いつも諦めることが多い(涙)

 

作家、東野圭吾はもちろん知っていました。自分が観たドラマや映画の原作の小説家、というスタンスで今までは見ていた。だから、売れっ子作家の小説の方はまったく読む機会がもてなかった訳です。だけれども、先に書いたように本屋で手に取ったりしているから、最近の作品「流星の絆」や他にも多数存在する代表作の名前だけを知っていたりするのです。

そんな、今や日本を代表するほどになったベストセラー作家、東野圭吾の・・・自分が初めて読んだ作品です。代表作とか、最近の話題作では全くないです。その作家の代名詞的な売れ筋作品から読む、という手もあるのでしょうが・・・(笑)

「パラレルワールド・ラブ・ストーリー」

パラレルワールドとは、古今問わずにSF(サイエンス・フィクション)ではよく使われる題材と設定。元々ジャンルとしてSF好きなのと、そこにラブストーリーが絡むのがツボを得ているというか・・・衝動買いのきっかけになりました。

さらに詳しく言えば、文庫本の裏面によく記載されるストーリー要約や帯カバーの気を引く文句にではなく・・・物語の導入部となるラブ・ストーリーの発端、その最初の数ページを”立ち読みして気に入った”というのが、理由として大きかった。

東野圭吾の作品は探偵推理モノから恋愛、人間模様、そしてSFと多岐に渡るようで・・・この作品の評価や位置づけが、どんなモノ?なのか全く分かりません。なにせ、この作者の初めて読んだ作品。

小説を読む行為を自分で諦めさせてた昨今に、何故に衝動買いしたかというと・・・電車内で偶然に視線が合った、という男女の出会いという今作のシチュエーションに惹かれてしまって(詳しくは、併走する別々の電車の車窓越しに、です)。このあたりの電車の細かい描写が、自分は東京在住ではないものの・・・実は偶然にも最近、東京に行った時にこの路線の電車に乗るという機会があって、この同じ状況(2台の電車の併走からもたらされる、電車が止まっているような擬似体験)を経験していました。

そのすぐ後にこの本を手に取ったというのも、偶然にしては何か因果を感じてしまいます(微笑)だから・・・すんなりと小説の舞台設定を飲み込めた、という具合です。

主要登場人物の男女2人が初めて出会う、場面。

自分の学生時代に、通学の電車内で好みのタイプの女性に意味ありげな視線を投げかけられ意識したという出会いの経験が、重なって甘酸っぱい記憶として呼び戻され、共鳴させられた感じでした。(この時は、勘違いという場合もありえるしで声を掛ける勇気もなく・・・何もなく終わりました・・・涙)

最後に、この作品を読み終えての感想。どうしても幸せには終わらない男女3人の関係、友情と恋愛が右往左往と揺れる悲しい結末でした。

  

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2008年7月20日 (日)

♪ エルビス・コステロ の 「Momofuku」

 コラボレーションとか、企画モノとか、休んで途切れることが無い・・・とにかくエネルギッシュに多作を誇るコステロです。

 だから、ファンともなると・・・コレクションとして全てを揃えるのも、まぁ大変な作業(笑)。

 (自分においては、実際に全てを持っていない・・・どうも最初から意に反する疑問のコラボ作品とかあっために、です)

 そして、今回の新作は久々にエルビス・コステロらしい、出来栄えになっています。

 当初はアナログのみの発売の予定だった、らしいですが。

 アルバムの裏カバーには、A面B面を表すように曲がサイド分けされている。

 A面にあたる1曲目から6曲目あたりまで・・・もう、涙がチョチョ切れそう(苦笑)になるくらいの、コステロ節炸裂。演奏と、バックコーラスも・・・もう、完璧では!?

 独特のあの!狂気的な声を絞り出すヴォーカルも健在で、聴かせてくれます。

 そう、初期の頃のアトラクションズと展開されてた、あのアクの強い個性が・・・まさに戻ってきた感じで、コステロ・ファンとしてもう嬉しくなってしまうアルバム!?

 後半もアルバム通して、捨て曲は無しというハイ・クォリティ。

 

 変わったアルバム・タイトル「Momofuku」とは、カップヌードルを発明した日本人の名前だそうです。お湯をかけて、パッと即席のように出来上がったアルバム・・・という意味合いからきている、とも聞いています・・・ホント!?その割には、実にハイレベルに仕上がっています。


Momofuku

 

 新作からの動画検索してみましたが、これといったものが無かった・・・

 なので、旧作ですがコステロで気になった動画を取り上げます。アルバム「Mighty like a rose」の中のポール・マッカートニーとの共作曲「So like Candy」のライブ映像。傑作「Spike」の後作とはいえ、こちらもイイ出来のアルバムでした。そして、この曲・・・もちろん、好きな曲です。

 「So like Candy」↓

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2008年7月14日 (月)

♪ マイルス の 「Perfect world」

マイルス。

 

 


マイルス

 

懐かしい、ドイツ出身のバンド、マイルス。

アルバムは最初の2枚を持っていますが・・・それ以外の作品と活動はちょっと分かりません。だから、ちょっと調べてみて、自分の感想と共に書き記します。

 

2000年頃になる日本でのデビュー・アルバムはバンドとしては通算3枚目となる作品「マイルス」。

この作品は、ストリングスを使ったディスコ調という印象的な曲「パーフェクト・ワールド」などがシングル・ヒット、耳にかなり聴きやすいポップソングが多かった印象です。

 

そして、2003年の次のアルバム「Don't let the cold in」では、バンド・サウンドを聴かせる曲調にガラリと変わった印象でした。こちらも、出来栄えは良かった作品です。

バンドの中心、トビアス・カーンの作る曲は・・・この2枚のアルバムを聴いても、素晴らしい能力のあるもの、というのは明確。

 

ところで、そのトビアス・カーンがソロ・デビューして、2006年に発表したアルバム「Monta」という素晴らしい作品があるようです。

この作品、例えばドリーミー・ポップ満載!などといった記事で、いろんな所で絶賛されているアルバム・レビューを目にしたものだから・・・

う~ん、もう、素通りするわけにはいかない、です(笑)

必ず聴きたいという、自分のチェック・リストに入れておきます。

 

 

★マイ・コレクション・アルバム(CD)↓


マイルス


ドント・レット・ザ・コールド・イン

 

「Perfect world」PV↓

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2008年7月 9日 (水)

♪ ポール・マッカートニー&エルビス・コステロ 「All my loving」

 検索してて、おおっ!と思った動画です。

 ポール・マッカートニーとエルビス・コステロの2人。

 

 

これは・・・共演というより、ポールのバックで演奏するその他多数のミュージシャンの一人、という感じのコステロで、映る場面も少なめなのですが・・・でも、すぐに存在が判るエルビス・コステロは目立っている(と・・・思う)。

 ところで、お互いのアルバムでの共作&共演も懐かしいですね・・・コステロの「Spike」とポールの「Flower in the dirt」において。

 この2枚のアルバムは2人、それぞれに沈滞気味の評価をくつがえす起死回生の傑作となり、お互いにイイ刺激となって成功した”夢のコラボレーション”でした。

 アルバム意外の、ライブでの共演(実際はその他にもアーティスト多数参加のイベントみたい)というのは実現しているのは知らなかったので(自分の記憶では)、嬉しくなる映像です。

 ところで、エルビス・コステロの新作「百福」(このタイトル最初は、何なんだ?と不思議に思った)ですが、今聴き込んでいる所です。

 感想のさわりを言うと・・・うん、イイ感じに仕上がっている、というモノ。

 こちらは近いうちに、また別に書き込みたいと思っています。

 


Spike


Flowers in the Dirt


ウィズ・ザ・ビートルズ

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2008年7月 6日 (日)

♪ ポール・ウェラー の 「22 DREAMS」

 ポール・ウェラーの新作です。

 「22 DREAMS」

 収められている曲数は、20を越える大作。通常なら2枚組み相当の量です。

 22の夢が詰まっているアルバム、という意味でしょうか・・・

 前作、アルバム「As is now」はポール・ウェラーの久々の傑作、というのが自分の評価でした。それを踏まえての、期待される今作の出来栄えは・・・

 イイ曲はもちろんありますが、アルバムとしてトータルでは可もなく不可もなく、なのかなぁ、と。大量な曲数の分、薄味に感じてしまった・・・それは悪い意味で陥りやすい感覚的な錯覚にすぎないのかもしれませんが。

 自分の経験で言うと、2枚組みや、2枚組相当の大量曲数というアルバムは、レコードLP盤の時代から・・・当たり!に遭遇したことが無いような(苦笑)編集された、アーティスト・ベスト盤は、もちろん省いてですが。

 例外は、ビートルズの「ホワイト・アルバム」で当然のごとく、万人が認める傑作です。

 アーティストというのは、ソングライティングにおいて、”のってきた”時は溢れるような創作意欲で何曲でも大量に書き上げられ、気がついたらアルバム一枚では収まらない曲数に、という事なのでしょうか・・・ 

 他に気がついた点。

 スタイル・カウンシル時っぽい曲調でアレンジされている曲が含まれるというのは、ポール・ウェラーの昨今作にない、本作の特徴になっているかもしれない。

 

 アルバムに収められている曲「Echoes round the sun」では、相変わらずのウェラー親派であるオアシスのノエル・ギャラガーが参加しています。

 前作では、ノエル・ギャラガーの自宅にあるプライベート・スタジオを全面的に貸して製作されましたが、今作は??(今回はこのアルバム、輸入盤で購入したものだから、ライナー・ノーツやら何も無いから判りません・・・苦笑

 


22 Dreams

 

 この曲のPVについて・・・

 これ、なんか和的ティストを感じるのですが・・・太陽をこんな風に演出するのは、よく映画に見られる外国人から見た日本的、というヤツでしょうか。それは、着物っぽい衣装(に見える)の演出といい、表されていますが、常にこれらに一貫して言えること・・・やっぱ、変な感じ(苦笑)

 曲は、アルバムでは一番のカッコいいチューンなのですが・・・ネ。

 

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