♪ パニック・アット・ザ・ディスコ の 「Pretty.Odd.」
パニック・アット・ザ・ディスコ。
![]() Pretty.Odd. |
アメリカ・ラスベガス出身のバンド”PANIC AT THE DISCO”の新作、評判では今年の傑作アルバムの一枚にすでにあげられているようです。
ダンス・エモのブームを作り出し売れたという前作(自分、聴いていないので批評は出来ません、受け売りだけれど・・・ところで、ダンス・エモって何?)に続いての期待されたこの新作、全くの方向転換を上手く完成させて出来上がった、そう。
このアルバムを買うきっかけになったのは、雑誌などの新作レビューに踊っていた”中期ビートルズを思わせる”という言葉に上手く乗せられてしまって。
1作目から明らかにビートルズ・フリーク(もどき)振りが作品に如実に伺えるノエル・ギャラガー率いるオアシスの例とは違い、突発的にビートルズっぽくやってしまった感のある作品(ライナーノーツを読ませてもらうと)・・・”にわかビートルズ気取り”の、ではこの作品、いかがなものか?と、アルバム全曲を最後まで聴きとおした後味は・・・決して悪くない、完成度の高い作品になっています。
アビー・ロード・スタジオを使用するからには、ビートルズっぽいストリングスやホーン・アレンジにしなくては、という意図が見て取れるオーケストレーション・スコアを書いたアルバム・プロデューサーのロブ・メイシス。ニヤリとさせられるほど、それが特に顕著なのは、個人的にアルバム中で一番好きになった8曲目「When the day met the night」でのチェロの奏でる低音部分、そして確信犯的に忍ばせたのかな?という「A day in the life」の有名な大オーケストレイション・エンディングのプチ再現もあったり・・・
ただ、曲に関しては、レノン&マッカートニー的メロディ・ラインはあまり無いように個人的に感じ、XTCのアンディ・パートリッジっぽい曲だったり、ブラーっぽかったり。この作品をビートルズ懐古的に感じてしまう要因には、拍手や動物の声などサウンド・エフェクトも含めたアレンジによる部分が一番大きいのかも。
シングル曲「Nine in the afternoon」では、イントロから目覚まし時計音で「A day in the life」の中間部を連想させ、PVではミリタリーウェアに動物の覆面で楽器を演奏と・・・ビートルズ、ままじゃないか!という代物。
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「Nine in the afternoon」PV・・・これはもう、”ビートルズ・パロってます”と公言しているような演出。
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